- 2026年4月7日
- 2026年4月18日
精索静脈瘤とは?原因・症状・手術を専門医が完全解説|リプロケアクリニックおおたかの森
〜男性不妊の最大の原因を専門医がわかりやすく説明〜
はじめに
「なかなか子どもができない」
「精液検査で異常を指摘された」
その原因として最も多いのが
精索静脈瘤(せいさくじょうみゃくりゅう)です。
実は――
👉 男性不妊の約30〜40%に関与すると言われています。
しかしこの病気、
👉 自覚症状がほとんどありません。
つまり
👉「気づかないまま放置されている」ケースが非常に多いのです。
この記事では
専門医の立場から、完全に理解できるように解説します。
精索静脈瘤とは?
精索静脈瘤とは、
👉 精巣の静脈が拡張して“こぶ状”になる状態です。
特に左側に多く、
陰嚢内で血液がうっ滞します。

なぜ不妊の原因になるのか?
ここが最重要ポイントです。
① 精巣の温度が上がる
精子は「体温より低い環境」で作られます。
しかし静脈瘤があると――
👉 血液が逆流 → 温度上昇 → 精子形成低下
② 酸化ストレスが増える
👉 活性酸素が増加
👉 精子のDNAが損傷(DFI上昇)
③ ホルモン環境の悪化
👉 テストステロン低下
👉 造精機能低下

症状はあるの?
結論👇
👉 ほとんどの人は無症状です
ただし一部では
- 陰嚢の違和感
- 鈍い痛み
などが出ることがあります。
放置するとどうなる?
👉 精子の質は徐々に悪化します
具体的には
- 精子濃度低下
- 運動率低下
- DNA損傷増加
👉 時間とともに悪化する“進行性疾患”です
検査方法
① 触診(最重要)
立位で確認
👉 経験が全て
② 超音波検査
👉 血流逆流を確認
👉 客観的診断
③ 精液検査
👉 実際の影響を評価
治療法(ここ重要)
■ 結論
👉 根本的に治す方法は手術のみ
手術方法の比較
| 方法 | 特徴 |
| 顕微鏡下手術 | ◎最も再発が少ない |
| 腹腔鏡 | ○ |
| 塞栓術 | △再発あり |
顕微鏡下精索静脈瘤手術とは
👉 手術用顕微鏡を使用
👉 動脈・リンパ管を温存
👉 静脈のみ確実に処理
メリット
- 再発率が低い(1%前後)
- 合併症が少ない
- 精子改善率が高い
手術でどれくらい改善する?
👉 約60〜70%で精液所見改善
👉 約30〜40%で自然妊娠に寄与
※症例により差あり
手術すべき人・しなくていい人
■ 手術を検討すべき
- 精液検査異常あり
- 不妊期間あり
■ 経過観察でもよい
- 精液検査正常
- 症状なし
- 軽度
よくある誤解
❌「自然に治る」
👉 基本的に治りません
❌「薬で治る」
👉 治りません
❌「痛くなければ問題ない」
👉 無症状でも進行します
当院の特徴
👉 泌尿器科専門医・生殖医療専門医が診療
👉 顕微鏡下手術に対応
👉 精液検査・DFIまで一貫評価
👉 土曜手術(自費)にも対応
受診の目安
以下に当てはまる方はご相談ください。
- 妊活中で結果が出ない
- 精液検査で異常
- 陰嚢に違和感
- 一度も検査したことがない
まとめ
👉 精索静脈瘤は「最も治療可能な男性不妊」
そして
👉 放置すると悪化するが、手術で改善できる
ここが最大のポイントです。
👉 精液検査・男性妊活チェック対応
👉 日帰り手術可能
「まずは検査だけ」でも問題ありません。
お気軽にご相談ください。