- 2026年6月15日
前立腺MRIを勧められた方へ|PSA高値のときMRIはなぜ必要?
健康診断や人間ドックでPSA高値を指摘され、
泌尿器科を受診したところ、
「まずMRIを撮りましょう」
と言われたことはありませんか。
中には、
「MRIまで必要なの?」
「MRIで何が分かるの?」
「MRIで異常がなければ前立腺がんではないの?」
と疑問に思われる方もいらっしゃいます。
この記事では、PSA高値の際にMRIが行われる理由について、泌尿器科専門医が解説します。
PSA高値だけでは前立腺がんかどうかは分かりません
PSAは前立腺から分泌されるタンパク質です。
PSAが高くなる原因には、
- 前立腺がん
- 前立腺肥大症
- 前立腺炎
などがあります。
そのため、
PSA高値=前立腺がん
ではありません。
PSAの値だけでは、前立腺がんがあるかどうかを判断できないため、追加検査が必要になることがあります。
なぜMRIを行うの?
近年、前立腺がん診断においてMRIは非常に重要な検査となっています。
MRIでは、
- 前立腺内にがんが疑われる病変があるか
- どの部分が疑わしいか
- 前立腺の大きさ
などを確認することができます。
以前はPSA高値の場合にすぐ前立腺生検を行うこともありましたが、現在はMRIを先に行うことが一般的になっています。
MRIで異常がなければ安心?
MRIで明らかな異常がなければ、臨床的に重要な前立腺がんの可能性は低くなります。
しかし、
MRIで100%前立腺がんを否定できるわけではありません。
そのため、
- PSA値
- PSAの推移
- 年齢
- 家族歴
なども含めて総合的に判断します。
MRIが問題なくても、定期的なPSA測定をおすすめする場合があります。
MRIで異常があったらどうなるの?
MRIで前立腺がんが疑われる病変が見つかった場合には、
前立腺生検
を検討します。
前立腺生検とは、前立腺組織を採取して顕微鏡で調べる検査です。
最終的に前立腺がんかどうかを確定するために行われます。
PSA高値でもMRIが不要な場合はある?
患者さんによっては、
- PSA値
- 年齢
- 前立腺の大きさ
- 過去のMRI結果
などから、
すぐMRIを行わず経過観察を選択する場合もあります。
一方で、
比較的若い方やPSA上昇傾向がある方では、MRIの意義が大きくなります。
流山市・柏市・野田市・松戸市・我孫子市・三郷市・守谷市でPSA高値を指摘された方へ
当院では、
- PSA高値の相談
- PSA再検査
- 超音波検査
- MRI検査が必要かどうかの判断
- 前立腺肥大症の評価
を行っています。
健康診断や人間ドックでPSA高値を指摘された方、
MRIを勧められたけれど迷っている方は、お気軽にご相談ください。
まとめ
PSA高値だけでは前立腺がんかどうかは分かりません。
現在はMRIを活用することで、前立腺がんの可能性をより正確に評価できるようになっています。
MRIは不要な生検を減らし、必要な方に適切な検査を行うためにも重要な役割を果たしています。
流山市・柏市・野田市・松戸市・我孫子市・三郷市・守谷市周辺でPSA高値を指摘された方は、リプロケアクリニックおおたかの森へご相談ください。
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解説
安東 聡
リプロケアクリニックおおたかの森 院長
泌尿器科専門医・生殖医療専門医